忠僕
ちゅうぼく
名詞
標準
faithful servant
文例 · 用例
大戰中ニ於ケル印度獨立運動ノ失敗ハ凡テ日本ガ日英同盟ノ忠僕タリシガ爲メニシテ、從テ英國ガ一時的全勝將軍タルガ爲ニ瞬時雌伏スルニ過ギズ。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
文学の忠僕たる小生は切に諸君の健闘を祈る。
— 内田魯庵 『二十五年間の文人の社会的地位の進歩』 青空文庫
彼の友人というよりも、彼の絶対的な崇拝者として、彼の従順なる忠僕としてであった。
— 菊池寛 『青木の出京』 青空文庫
右門の出馬するにいたったこの少年|誘拐事件の発端が、すなわちその故障に基因していたのですが、すでに知らるるとおり、あれなる青まゆの女は、生まれが葉茶屋の多情者でしたから、お家の断絶後における淫楽の自由を得んために、じゃまな嫡子はもとの忠僕であったあの質屋、すなわち三河屋へくれてしまったのでした。
— 青眉の女 『右門捕物帖』 青空文庫
いっ時の気休めに過ぎない解熱剤の二日分や三日分を貰って、素人医者の前にひざまずいて拝謝する老人――彼は恐らくこの家の忠僕であろう。
— 岡本綺堂 『青蛙堂鬼談』 青空文庫
忠僕の王が山東省まで出かけて行って、美人の娘をさがして来た。
— 岡本綺堂 『青蛙堂鬼談』 青空文庫
しかし普通の盗賊では面白くないというので、全然その事実を作りかえて、金助という忠僕が桶屋の権次という悪党に教唆されて、権次のこしらえた凧に乗って首尾よく鯱の鱗をはぎ取ったが、権次がそれを着服して金助に渡さないので、金助が怒って権次を殺し、自分もまた召捕られるという筋に作りあげた。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
箱根霊験記の忠僕筆助、朝顔日記のみゆきの乳母朝香、塩原多助と青、忠臣蔵の平右衛門――こうしたものを聞かされていては、目下の者にやさしくせよと直接教えられるのと少しも違わない。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
作例 · 標準
彼は主君に仕える忠僕として、生涯を捧げた。
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その老忠僕の献身的な働きに、皆が感動した。
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彼は王国の忠僕として、困難な任務を遂行した。
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