あたふた
あたふた異読 アタフタ
副詞副詞-と動詞-サ変頻度ランク #33185 · 青空 406 例
標準
in a hurry
文例 · 用例
暑中休暇がすんであたふたと上京したら、馬場の海賊熱はいよいよあがっていて、やがて私にもそのまま感染し、ふたり寄ると触ると Le Pirate についての、はなやかな空想を、いやいや、具体的なプランについて語り合ったのである。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
翌朝、おやじが、あたふたと、郭を探しにはいってきた。
— 黒島伝治 『国境』 青空文庫
」「三ツ、三ツ」房は、あたふたと答えた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
稍、うつむきこんで軸列器をがちゃがちゃ鳴らし、木枠に軸木を植えつけている于立嶺は、おどおどして、あたふたと頭をさげた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
あたふた黄ばみ雨を縫ふ、 もずのかしらのまどけきを。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 五十篇』 青空文庫
或いは又、孫のハアモニカを、爺に借せと騙して取上げ、こっそり裏口から抜け出し、あたふた此所へやって来たというような感じでありました。
— 太宰治 『老ハイデルベルヒ』 青空文庫
やがて、あから顏の教授が、ふくらんだ鞄をぶらさげてあたふたと試驗場へ駈け込んで來た。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
やがて、あから顔の教授が、ふくらんだ鞄をぶらさげてあたふたと試験場へ駈け込んで来た。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
作例 · 標準
朝寝坊してあたふたと準備をした。
締め切りギリギリであたふたしている。
駅で電車を見落としてあたふた走った。
大事な書類を失くしてあたふたしている。