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草子

そうし
名詞
1
標準
文例 · 用例
つまり日本の古文學中で、枕草子とか方丈記とか、または徒然草とかいつた類のものが、丁度西洋詩學の散文詩に當るわけなのである。
萩原朔太郎 宿命 青空文庫
そうして、その次に、「惜別」という魯迅の日本留学時代の事を題材にした長篇と、「お伽草子」という短篇集を作り上げた。
太宰治 十五年間 青空文庫
「お伽草子」を書き上げて、その印税の前借をして私たちはとうとう津軽の生家へ来てしまった。
太宰治 十五年間 青空文庫
『枕草子』と『伊勢物語』の二冊である。
太宰治 作家の像 青空文庫
相州さまひとりは、朝早くから夜おそくまで、ひどくおいそがしさうに御ところのあちこちを走りまはつて居られましたが、将軍家は相変らず、ぼんやりなされて、一日ぢゆうお奥でお草子などごらんになつて居られる事もございました。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
それに引きかえて『枕草子』に現われて来る清少納言の方はひどく健康がよくてAが小さくH0」は縦中横]がいつもKに近いという型の婦人であったように見えるのである。
寺田寅彦 五月の唯物観 青空文庫
この本のところどころに現われる自然界と人間の交渉、例えば第十九段に四季の景物を列記したのでも、それが『枕草子』とどれだけ似ているとか、ちがうとかいう事はさておいて、その中には多分の俳諧がある。
寺田寅彦 徒然草の鑑賞 青空文庫
襦袢 源氏枕草子等に、かざみといへるもの字に汗衫と書くは即ちいまの襦袢なり。
泉鏡花 当世女装一斑 青空文庫