判取り
はんとり
名詞
標準
traveling around getting seal stamps (travelling)
文例 · 用例
ト或る時、某学校で生徒の召募があると塾での評判取り取り、聞けば給費だという。
— 二葉亭四迷 『浮雲』 青空文庫
そのうち、俄かに大きな領域を開いて来たのは、茶臼山の血判取りの木村重成、ならびにその類型を以つてする事の出来た桐一葉の重成であつた。
— 折口信夫 『花の前花のあと』 青空文庫
しかし、鈴木少年家老の器量、あっぱれ、あっぱれ、まさに木村長門守血判取り以上の成績だ、誰が知恵をつけたか知らねえが、出来ばえは申し分がねえ」と道庵も感心をしました。
— めいろの巻 『大菩薩峠』 青空文庫
さすがに金兵衛はおちついたもので、その不安の中でも下男の一人を相手に家に残って、京都から来た飛脚に駄賃を払ったり、判取り帳をつけたりしていた。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
ところが、不思議なことには、この二人、甲州の大尽、鴨屋方に推参し、三戸前の土蔵を破り、甲州小判大判取り雑ぜ、数万両、他に、刀剣、名画等を幾何ともなく強奪したのを最後に、世の中から姿を消してしまったそうじゃ」「召し捕られたので?
— 国枝史郎 『血曼陀羅紙帳武士』 青空文庫
それへ金のつぎ込みたさに、お客とりとの評判取りしほどの事、いかで心から金三に身を任すべき。
— 清水紫琴 『野路の菊』 青空文庫
作例 · 標準
彼は顧客のところへ判取りに回るため、今日も外回りだ。
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昔の役人は、書類の判取りのためにあちこちを訪ね歩いた。
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営業職は、契約の判取りが一番大変な仕事の一つだと言っていた。
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