骨角
こっかく
名詞
標準
文例 · 用例
「切」と「磋」は骨角細工の工程、「琢」と「磨」は玉石細工の工程であるが、ここでは、そうした区別を立てて解する必要はない。
— 下村湖人 『現代訳論語』 青空文庫
石器時代の遺物としては、石器土器骨角器が一番多く、ことに奥羽地方から出るものには非常に精好なものが多いのであります。
— 喜田貞吉 『本州における蝦夷の末路』 青空文庫
(ハ)石器と骨角器 日本の貝塚やその他の石器時代の遺蹟から發見される石器は非常な數であつて、よくもこんなにたくさん石器があるものかと驚くくらゐあります。
— 濱田青陵 『博物館』 青空文庫
(第四十圖) しかしこの骨角器は、當時においてはその數がたくさんあつたことでせうが、腐り易いために石器のように今日多く遺つてをりません。
— 濱田青陵 『博物館』 青空文庫
それから、これら骨角器によつて獸の種類を調べて見ますと、たいてい猪と鹿のものであることがわかり、また貝塚から出て來る骨や角の類を見ても、やはり猪や鹿が主なるものであります。
— 濱田青陵 『博物館』 青空文庫
また骨角器以外に貝殼で造つた器物もないではありませんが、それは主に裝飾に用ひられたもので、中でも一番多いものは貝の腕輪であります。
— 濱田青陵 『博物館』 青空文庫