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関所破り

せきしょやぶり
名詞
1
標準
breaking through or sneaking past a barrier
文例 · 用例
傍が御迷惑をなさる、とこの方を関所破りに扱います、困りました。
泉鏡花 吉原新話 青空文庫
それをもし訴えると関所破りをした事がわかるので、災難に遭っても黙っておく。
内藤鳴雪 鳴雪自叙伝 青空文庫
関所破りの悪者などがとかく山間を選んで横行しがちであるから、たしかに自衛の必要があった。
坂口安吾 花咲ける石 青空文庫
鴨川の芸妓は幕吏に追われる志士を救い、寒駅の酌婦は関所破りの博徒に旅費を恵むことを辞さなかった。
永井荷風 ※東綺譚 青空文庫
「ハッハッハッ、よっぽど俺の昼寝が癪にさわったとみえるな、――安心するがよい、奥州街道、中仙道、甲州街道の手近な宿々を捜し廻った上、東海道はわざわざ箱根まで行ってみたが、この半年の間に関所破りもなく、怪しい女も通らねえ。
江戸阿呆宮 銭形平次捕物控 青空文庫
犬を蹴飛ばして、ドブ板を跳ね返して、格子をはずして、――相変らず大変が頓馬に乗って、関所破りでもしたというのかい」 平次は朝の陽ざしを避けて、冷たい板敷をなつかしむように、縁側に腹ん這いになったまま、丹精甲斐のありそうもない植木棚を眺めて、煙草の煙を輪に吹いておりました。
捕物仁義 銭形平次捕物控 青空文庫
「其処を入ると、関所破りになりますよ、御存じですか、旦那」 振り向くと、思いも寄らぬ近々に女の首、草叢の中から半身を出して、溶け入るように莞爾するのです。
野村胡堂 大江戸黄金狂 青空文庫
「まア、本当に関所破りをなさる積り?
野村胡堂 大江戸黄金狂 青空文庫
作例 · 標準
厳しい監視の目を潜り抜け、関所破りを試みた旅人が捕縛されたという記録がある。
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関所破りは当時、死罪にも相当する重罪だったんだ」と時代劇の解説者が付け加えた。
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夜闇に乗じて山道を通ることで、検問を回避する関所破りを企てる。
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