土佐酢
とさず
名詞
標準
bonito-flavored vinegar dressing
文例 · 用例
「憎い奴は伊右衛門じゃ、まあ気を落とさずに時節を待つがいい、きっと俺が讐を打ってやる」 お袖は手酌で一ぱい飲んでそれを直助にさした。
— 田中貢太郎 『南北の東海道四谷怪談』 青空文庫
とすれば、彼もあの変わった花婿も、今朝の一件で命を落とさずに済んだというわけか。
— THE ADVENTURE OF THE SOLITARY CYCLIST 『自転車乗りの影』 青空文庫
ここで東芝が鋭かったのは、でかいマシンの機能を落とさずに小型化を推し進めようと粘った点だ。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
安いものは徹底してより安く、小さいものはできるだけ機能を落とさずにリーズナブルな限界目指してより小さく、そして速いものはより速く。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
前に東宮の御元服の式を紫宸殿であげられた時の派手やかさに落とさず、その日官人たちが各階級別々にさずかる饗宴の仕度を内蔵寮、穀倉院などでするのはつまり公式の仕度で、それでは十分でないと思召して、特に仰せがあって、それらも華麗をきわめたものにされた。
— 桐壺 『源氏物語』 青空文庫
その前後二、三分の間にまくし上がった騒ぎの一伍一什を彼は一つも見落とさずに観察していたわけではなかったけれども、立ち停った瞬間からすぐにすべてが理解できた。
— 有島武郎 『卑怯者』 青空文庫
わざとらしくてこの人が携えて来たのでもないのに、よく露も落とさずにもたらされたものであると思って、中の君がながめ入っているうちに見る見る萎んでいく。
— 宿り木 『源氏物語』 青空文庫
一九七〇年には一六ビットのPDP―11シリーズ、一九七七年には三二ビットのVAXシリーズを発表してヒットさせたDECは、その後も急成長の勢いを落とさず、一九八一年にはついにIBMに続く売上高世界第二位のコンピューターメーカーとなった。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
作例 · 標準
茹でたてのタコに土佐酢をかけると、出汁の旨味が加わって一層おいしくなる。
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土佐酢の穏やかな酸味は、キュウリとワカメの酢の物に最適だ。
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料理長がこだわりの鰹節で引いた出汁を使い、自家製の土佐酢を作り上げた。
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