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本仏

ほんぶつ
名詞
1
標準
文例 · 用例
そこに日本民族の創造した日本仏教があるのであります。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
民族精神の暢達、国民生活の向上、現実の理想化、自利と利他の一致、この四点は全く日本仏教独特の眼目でありまして、時代を代え、形式は更めても、日本に生れ行われる仏教ならばこの眼目を失うことはないのであります。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
それらを講誦せしめ、また諸国へ普及せしめられたということは、やはり仏教をして国民生活の現実全体に資するところあらしめようとした日本仏教の精神からであります。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
これによっても大師の国民道徳に心血を注がれた日本仏教家としての特色およびスケールの大きさは充分覗うことが出来ると思います。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
誠に日本仏教は、生に対して逞しく健康な心力を有する日本民族にとって、如何にも相応しい心使いを持つ宗教であります。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
日蓮聖人が朝日を拝して立宗したのは、真の日本仏教が成立したことを意味する。
石原莞爾 最終戦争論 青空文庫
うす靄のような暮気があたりを包んで、押上、柳島の空に夕映の余光がたゆたっていたのも束のま、まず平河山法恩寺をはじめとして近くに真成、大法、霊山、本法、永隆、本仏など寺が多い、それらの鐘楼で撞木をふる音が、かわたれの一刻を長く尾をひいて天と地のあいだに消えてゆく。
乾雲坤竜の巻 丹下左膳 青空文庫
おれは今では己身の中に、本仏を見るより望みはない。
芥川龍之介 俊寛 青空文庫
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本仏(ほんぶつ)とは、無数の仏(如来)の中で、根本となる仏(如来)のこと。

出典: 本仏 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0