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物珍しげに

ものめずらしげに
副詞
1
標準
with curious eyes
文例 · 用例
どのような処に眼を付けるか」 と松倉十内は物珍しげに眼を光らして耳を傾けた。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
」 と見れば貧民の童男、童女、多人|数老婦人の身辺にありて、物珍しげに天窓より爪先までじろりじろり。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
検疫官が片手に舵綱をあやつりながら、有頂点になってそれを拾おうとするのを見ると、船舷に立ちならんで物珍しげに陸地を見物していたステヤレージの男女の客は一斉に手をたたいてどよめいた。
有島武郎 或る女 青空文庫
それまでレントゲン室を物珍しげに覗いていた患者たちは、寒さのためでもあったろうが、顔をば漬かりそこなった茄子のような色にして、このものものしい光景にたまげつつあたふた逃げ去った。
合作の六(終局) 五階の窓 青空文庫
やがて奥へ入って行った浅井は、寝ている子供の額に触ったり、手の脈を見たりしていたが、子供はぱっちり目を開いて、物珍しげに浅井の顔を眺めた。
徳田秋声 青空文庫
北海道の女のお自惚なんぞ言って」「どうして、そんなんじゃない」と云いそうな顔をして、鶴さんは物珍しげに、形のできた小さい襦袢などを眺めていた。
徳田秋声 あらくれ 青空文庫
人をつけ、泥棒こそはしていても、天下にきこえた闇太郎さまさ、まるで化ものあつけえに、物珍しげにあっちから眺めたり、こっちから眺めたり、明け方までつき合せやあがって、あげくの果てが、二十五両包一ツ、えらそうによくも投げてよこしなんぞしやがったな。
三上於菟吉 雪之丞変化 青空文庫
ランドセルを背負った私は、門口にたってその光景を半分物珍しげに半分おどろきながらみていた。
久坂葉子 灰色の記憶 青空文庫
作例 · 標準
博物館を訪れた観光客が、展示されている化石を物珍しげに眺めていた。
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新しい転校生が教室に入ってくると、クラス中が物珍しげに視線を送った。
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子猫が初めて見る自動掃除機を、物珍しげに追いかけ回している。
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物珍しげに(ものめずらしげに) — 幻辞.com