割印
わりいん
名詞
標準
seal over the edges of adjacent sheets
文例 · 用例
それは美濃の垂井の宿、国分寺の割印を捺した遍路切手で、それを持って国分寺にゆけば、この三月の中旬に、阿波八十八ヵ所の遍路にのぼる道者船の便乗をゆるされるということだ。
— 江戸の巻 『鳴門秘帖』 青空文庫
それは四国、山陽などの足利方の水軍の間に用いられているらしい水路の関所札――つまり船鑑札であり、黒肉の割印に加えて、足利|直義の花押もまたあざらかといってよかった。
— 筑紫帖 『私本太平記』 青空文庫
産んだ親がわりいんだ。
— 献上博多人形 『右門捕物帖』 青空文庫
それでもひねっちゃわりいんですかい。
— 献上博多人形 『右門捕物帖』 青空文庫
なんてまあ運がわりいんだろうね。
— のろいのわら人形 『右門捕物帖』 青空文庫
黙ってりゃ、いまにもねらわれそうで気味がわりいんだから、子分がかわいけりゃ人助けだと思って、なんとかうそにも景気をつけておくんなさいよ」 だが、もとより返事はないのです。
— お蘭しごきの秘密 『右門捕物帖』 青空文庫
止めますがお気分でもわりいんですかい」「いいえ、あの、わちき、――おししがやりたい……」 主水之介の目が簾垂れの中で、思わずピカリと光りました。
— 千代田城へ乗り込んだ退屈男 『旗本退屈男 第十一話』 青空文庫
あの三助がわりいんだ。
— 卒塔婆を祭った米びつ 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
契約書の改ざんを防ぐため、割印が押された。
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複数の書類にまたがるように、割印を押すのが一般的だ。
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割印があれば、書類が一部欠けてもすぐにわかる。
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