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私娼窟

ししょうくつ
名詞
1
標準
brothel
文例 · 用例
たった一度――というのは、すこし説明を要するが、この半平は元来、貞操堅固の男だったのを友人達が引っ張り出して、東都名物の私娼窟玉の井へ連れていったのだった。
海野十三 幸運の黒子 青空文庫
小料理屋、私娼窟というようなものが、大いにはびこっていたのである。
国枝史郎 剣侠受難 青空文庫
東京ハイキング第九日、柳原※子が私娼窟である玉の井へ出かけての記事と筆者の写真とが出ているのであったが、文章はこういう風に始っている。
宮本百合子 昨今の話題を 青空文庫
そして、遂に墨東、亀戸辺の私娼窟に出入することを書いたものである。
宮本百合子 「ラジオ黄金時代」の底潮 青空文庫
古典的筆致と現代私娼窟の女・情景とを荷風一流のデガダンスに統一して描かれていたこの作品についての感想はここでは触れないとして、ラジオをいやがって逃げ出すところから何百枚かの小説をかかせ得る日本のラジオというものの性質が、なかなか只見て過るというわけに行かないのである。
宮本百合子 「ラジオ黄金時代」の底潮 青空文庫
急に金は持ったが、これまでの文化はそういう若者の日常生活にとざされていたので、所謂気の利いたつかい道が見当つかず、女遊びをすると云ってもやはりこれまでの工場の若者が通った私娼窟へ金を流すという風であるそうだ。
宮本百合子 カメラの焦点 青空文庫
――その中に、私の借りている別荘を管理している植木屋の口から、太郎岬の一軒家にいる変り者の男が、何を思ったのか、近頃しきりと、この町からバスの通じている隣り町まで行き、そこの私娼窟にせっせと交っているという噂を聞いた。
蘭郁二郎 腐った蜉蝣 青空文庫
(ほんとにネネのような女であろうか) それとも、(その女が、偶然、ネネの姉妹であったとしたら……) あの、春日との偶然な宿命的な邂逅を思うと、そんなロマンチックな好奇心が、ついに抑えきれなくなってしまった私は、町の顔見知りを恐れて、バスにも乗らず、わざわざ歩いてその私娼窟へ行って見たのだ。
蘭郁二郎 腐った蜉蝣 青空文庫
作例 · 標準
かつてその街の裏通りには、多くの私娼窟が存在していたという記録がある。
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警察は、違法な私娼窟の摘発に力を入れている。
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「え、そんな場所がまだあるの?私娼窟なんて、もう時代遅れだと思ってたのに…。」
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