動力因
どうりょくいん
名詞
標準
efficient cause (one of Aristotle's four fundamental types of answer to the question "why?")
文例 · 用例
事物の歴史的運動の動力因子、それがその事物の性格であると云うことが出来る。
— 戸坂潤 『イデオロギーの論理学』 青空文庫
それ故事物の性格はそのままこの歴史的全体の歴史的運動の動力因子でもなければならない。
— 戸坂潤 『イデオロギーの論理学』 青空文庫
時代の歴史的運動、それに寄与する動力因子として時代の又事物の性格が取り出されるのであるが、時代のこの歴史的運動を、その実際の歩みを、吾々は如何にして見出すか。
— 戸坂潤 『イデオロギーの論理学』 青空文庫
性格とはそれ故最後に、歴史的運動の動力因子として働くものの謂である。
— 戸坂潤 『イデオロギーの論理学』 青空文庫
性格的概念とは性格的事物の把握・理解としての一つの働き――運動――の動力因子でなければならないが、性格的事物自身が性格的である故に通路を用意しているから、この事物はこの把握・理解という通路に於て運動せしめられることによって、少しも自からの事物としての性格を失わないであろう。
— 戸坂潤 『イデオロギーの論理学』 青空文庫
作例 · 標準
アリストテレスの四因説において、動力因は「何が変化を引き起こしたか」を説明する。原因の一つだね。
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この芸術作品の動力因は、作者の深い悲しみだったのかもしれない。作品からそんな感情が伝わってくる。
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革命の動力因は、社会の不満と格差の拡大にあったと分析されている。民衆の怒りが爆発したんだ。
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