松藻
まつも異読 マツモ
名詞
標準
common hornwort (Ceratophyllum demersum)
文例 · 用例
気圏の松藻だ、ひのきの髪毛。
— 宮沢賢治 『女』 青空文庫
友人の借銭もじゅうぶんに消却し得ず、八人の子のしまつも安心されない間で、なおときどき無要なもの好きをするのがそれだ。
— 伊藤左千夫 『去年』 青空文庫
そのためには具体的の共同体というものが、父母から発生し、大家族を通しての、血族的、言的共生を契機とし、共同防敵によって統一され、師長による文化伝統の教育と、共存同胞による衣食の共同自給にまつものである事情、すなわち父母と、師長と、国土とへの恩愛と従属との観念を呼びさまさなければならない。
— ――予言僧日蓮―― 『学生と先哲』 青空文庫
ここに新たなる有能な色彩映画のシナリオ・ライターが、斯界に躍りいでられんことを、ひそかにまつものである。
— 中井正一 『色彩映画のシナリオ』 青空文庫
一、右思ひつきたる事を筆にまかせ記せしに過ぎず遣漏誤聞もとより多かるべし、大方諸彦の御示教をまつものなり。
— 永井荷風 『古本評判記』 青空文庫
このテーマの特異性を既成のマンネリズム的議論に還元することなく、その要領を指導して呉れるような意味ある批判をまつものである。
— 戸坂潤 『思想としての文学』 青空文庫
まちわびてふたゝびかの所にいたりしに、かのはさみたるたいまつも見えず、持たるたいまつをかざして下を見るに、ひかりもよくはとゞかで夫のすがた見えわかたず、こゑのかぎりよべどもこたへず。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
かくてもあられねばなく/\焼残りたる綱をしるしにもち、暗き夜にたいまつもなく雪荒に吹れつゝ泪もこほるばかりにてなく/\立かへりしが、夫が死骸さへ見えざりしと、其所に近き辺りの友人が此頃の事とてさきのとし物がたりせり。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
作例 · 標準
松藻は、池や沼によく見られる水草だ。
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メダカの水槽に、隠れ家として松藻を入れた。
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松藻は、水質浄化の役割も果たしている。
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標準
Analipus japonicus (species of brown alga)
作例 · 標準
日本の沿岸で採取される松藻は、食用にもなる海藻だ。
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磯遊びで、岩に貼り付いた松藻を見つけた。
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松藻は、独特のぬめりがあり、味噌汁の具にすると美味しい。
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