判任官
はんにんかん
名詞
標準
junior official
文例 · 用例
あの人の御亭主は判任官で、なんにもなかつたのだから、あの人はあなたに食べさせて貰ふ丈で、おとなしくしてゐれば好いのだわ。
— 森鴎外 『半日』 青空文庫
お父様は或る省の判任官になっておられた。
— 森鴎外 『ヰタ・セクスアリス』 青空文庫
僕のような、判任官の子なんぞは、親の処に帰って遊んでいるより上の愉快を想像することは出来なかったのである。
— 森鴎外 『ヰタ・セクスアリス』 青空文庫
それは、判任官が高等官になり勅任官になるよりも、もっと仕甲斐のある出世かも知れなかった。
— 菊池寛 『出世』 青空文庫
上は女官から女学校の教師、小学校教員、女判任官、女医、女歯科医、女薬剤師、婦人記者、婦人速記者、女会計、婦人外交員、女製図師、図書館その他の整理係。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
先生は、そうした(七字削除)しさや、先生が判任官なので軍曹とともに一緒に食事しなければならないことなどを、しきりにこぼして聞かした。
— 大杉栄 『自叙伝』 青空文庫
」「さうだ、なア、まア、二十圓の判任官ぢや。
— 斷橋 『泡鳴五部作』 青空文庫
明治三十二年六月時事新報社 石河幹明 記幼少の時 福澤諭吉の父は豊前中津|奥平藩の士族福澤|百助、母は同藩士族、橋本浜右衛門の長女、名を於順と申し、父の身分はヤット藩主に定式の謁見が出来ると云うのですから足軽よりは数等|宜しいけれども士族中の下級、今日で云えば先ず判任官の家でしょう。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
作例 · 標準
彼は若くして判任官の地位に就き、周囲の期待を集めた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
明治時代の官僚制度では、判任官は高等官の下に位置していた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
地方自治体では、多くの判任官が市民サービスを支えている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash