殴り書き
なぐりがき
名詞動詞-サ変
標準
scribble
文例 · 用例
そしてどどのつまりはそれが作者である自分の態度にあるんだ、このフラついている気持にあるんだと気がつくと、もう壁にぶっつかったようにペンを鷲づかみにして、原稿紙をピリピリさせながら――この臆病者、卑怯者、子供にも親にもひかれるこの偽者め――などと殴り書きした。
— 徳永直 『冬枯れ』 青空文庫
ブレイクは末期の時まで半狂乱になって日記の殴り書きを続けており、折れた鉛筆が痙攣的に握られた右手の中から発見された。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『闇をさまようもの』 青空文庫
任務上、毎日ざっと目を通すのが、警視庁から送ってくる殴り書きの書類だ。
— THE ROMANCE OF THE SECRET SERVICE FUND 『諜報部秘話』 青空文庫
真っ白い布の上に、1枚の紙が置いてあり、鉛筆で殴り書きしてある。
— TREGARTHEN'S WIFE 『トリガーセンの妻』 青空文庫
実は途上でもあちこちと拾い読みに読んで来たのだが、鉛筆でなぐりがきに書いたものだから明るい所でも容易に分らない。
— 夏目漱石 『趣味の遺伝』 青空文庫
作例 · 標準
急いでメモを取ったので、殴り書きになってしまった。
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彼の書き残した殴り書きからは、当時の混乱がうかがえた。
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試験が始まる直前、彼は答案用紙に殴り書きをしていた。
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