国電
こくでん
名詞
標準
city electric train service operated by (former) Japanese National Railways
文例 · 用例
国電の初乗りが、三十円だった時期の話です。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
国電のガードをくぐり抜けると、ファサードが丸みをおびた、異常に縦長の濃灰色のビルがある。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
「サール博士は語る」と外国電話が入ってきた。
— 海野十三 『ある宇宙塵の秘密』 青空文庫
国鉄当局は九日―十一日の国電ストの損害賠償として組合あいてに二千万円の支払いを提訴した。
— 宮本百合子 『「推理小説」』 青空文庫
国電田町駅前の日本電気本社ビル。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
秘密主義の軍閥政府は出兵についてまだ今日まで一言も口外しませんから、私たちは外国電報と在野の出兵論者の議論とに由って想像する外ありませんが、政府に出兵の意志の十分にあることは、干渉好きの政府が出兵論者の極端な議論を抑制しない上に、議会において出兵の無用を少しも明言しないので解ります。
— 与謝野晶子 『何故の出兵か』 青空文庫
彼は幸福な太陽と大空との恍惚からはなれて、パンをむしりながら、新聞の外国電報欄を注意深く読みながら壁間の世界地図の上にその一字一句を明確に具象化することのたのしみにうつつてゐた。
— 島田清次郎 『二人の男』 青空文庫
外国電報で、ウィンの郊外に居る久野久子氏がホテルの三階からとび降りて自殺未遂をしたと云う。
— 一九二五年(大正十四年) 『日記』 青空文庫
作例 · 標準
「国電」という言葉は、かつて山手線や中央線を指す愛称として親しまれていた。
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国電の混雑を避けるため、一駅分を歩いて通勤することにした。
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駅の古い掲示板に、かすかに「国電」の文字が残っているのを見つけた。
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ウィキペディア
国電(こくでん)とは、日本国有鉄道(国鉄)の電車で、大都市周辺で運転された近距離専用電車または近距離専用電車線を指した。 日本国有鉄道になる前は、「院電」(いんでん。鉄道院時代)や「省線電車」(しょうせんでんしゃ)や「省電」(しょうでん。共に鉄道省→運輸通信省→運輸省時代)と呼ばれていた。
出典: 国電 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0