巨体
きょたい
名詞頻度ランク #35830 · 青空 156 例
標準
huge body
文例 · 用例
薄れ明るむ雲の垂れ幕とたそがれる宵闇の力とあらがう気象の摩擦から福慈岳の巨体は、巨体さながらに雲の帳の表にうっすり浮出で、または帳の奥に潜って見えたりする。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
」などと言ってる間に和尚は、上手投げという派手な手を使って、ものの見事に荒磯の巨体を宙に一廻転させて、ずでんどうと土俵のまん中に仰向けに倒した。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
その一瞬間、鼻の先の巨漢の右手から茶色の光りの一直線が迸って印度人の巨体が無言のままドタリと仰向けに倒れた。
— 夢野久作 『冥土行進曲』 青空文庫
御者の少年の小ささに比べて、その巨体は覆うようである。
— THE ADVENTURE OF THE SPECKLED BAND 『まだらのひも』 青空文庫
わたしの壁の写真の中には閃く海神鉾に翻へる久寿玉から五彩のテープが舞ひ乱れ、翼の音も軽やかな数羽の鳩が放たれた瞬間に堂々たる巨体を、あはや麗かな海上へ乗り入らうとする処女艦の英姿があつた。
— 牧野信一 『緑の軍港』 青空文庫
」 と、うしろに立った黒い巨体を見あげた。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
ぎりぎりでおまえがきてくれたんで、命びろい」 と、山崎が巨体を揺すった。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
そして何故にこんな雪山の上に巨体を横たえるようなことになったのであろうか。
— 海野十三(丘丘十郎) 『地球発狂事件』 青空文庫
作例 · 標準
あの力士の巨体には、ただただ圧倒されるばかりだ。
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水族館で見たシロナガスクジラの巨体は、想像を絶するほど大きかった!
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山小屋の主人曰く、森の奥に巨大な熊の巨体を目撃したことがあるそうだ。
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