徒に
いたずらに
副詞頻度ランク #20648 · 青空 0 例
標準
uselessly
文例 · 用例
で此の場合、仮りに一私人が罷り出たとして、放校された生徒に同情するとしますと、では、中学生が、イヤな病気になるやうなことをしてもよいといふのか、なぞといふことになつて、凡そ「病気軽重と処分軽重」の問題とは、外れた所に文句の花が咲きさうであることはお分り下さる所でせう。
— 中原中也 『我邦感傷主義寸感』 青空文庫
依つて本校の創立趣旨を出来る限り屡々生徒に聞かせ、又編入者に対しては速かに本校の空気に馴れしめるやう努めて戴かんければならないと考へられるのである」 彼は、「私は考へるのである」とか、「私は思ふのである」とかを、成可く交互に使はうと苦心した。
— 中原中也 『校長』 青空文庫
途中から乘つた學生とも職工とも付かぬ男が、ベンチの肱掛けに腰を下して周圍の女生徒にいろんな冗談を云つて笑はして居た。
— 寺田寅彦 『寫生紀行』 青空文庫
あまり単調で気が狂おう(※)そして日本の桜花の層が、程よく、ほどほどにあしらう春のなま温い風手は、徒に人の面にうちつけに触り淫れよう。
— 岡本かの子 『病房にたわむ花』 青空文庫
生徒に甘い点をつける先生は甘く見え、辛い点をつけるほどえらい先生らしく見えるかというと、あながちそうでもないのであるが、学位の場合は少しちがうものと見える。
— 寺田寅彦 『学位について』 青空文庫
生徒に実験を授ける際に一度は必ずこういう点にも注意を喚起しなければならぬと思う。
— 寺田寅彦 『物理学実験の教授について』 青空文庫
物理実験を生徒に示すのは手品を見せるのではない。
— 寺田寅彦 『物理学実験の教授について』 青空文庫
ことに中学程度の生徒には教員の全知全能を期待するような傾向があるとすれば、なおさら教員の立場は苦しい訳であろう。
— 寺田寅彦 『物理学実験の教授について』 青空文庫
作例 · 標準
「徒に時を過ごしてしまったと、今になって後悔している。」
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「根拠のない噂を流して、徒に市民の不安を煽るべきではない。」
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「結論を徒に先延ばしにしても、事態が好転することはないだろう。」
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「独りで暮らすには、この家は徒に広すぎるような気がする。」
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