野飼い
のがい
名詞
標準
pasturing (e.g. cattle)
文例 · 用例
しかるに、当時後鳥羽上皇講武のためしばしば神泉苑に幸し、猪狩りを行うとて野猪を野飼いにされたので、年々池辺の蛇を食いその棲処を荒らす故、蛇の大親分たる善如竜王が憤って雨を降らさぬと風評したのだ。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
野飼いの駒 那須野が原のほおけた雑木林の中をしずしずと歩む野飼の駒を見た。
— 宮本百合子 『旅へ出て』 青空文庫
丘には山羊を野飼いにして、ツィーゲングロッケのからからと鳴るのが、澄み切った空に高く響く。
— 辻村伊助 『スウィス日記』 青空文庫
野飼いの奇傑蒲生泰軒は、その面前にどっかと大あぐらを組むと、ぐいと手を伸ばして取った脇息を垢じみた腋の下へかいこんで、「楽だ」 光沢のいい忠相の豊頬にほほえみがみなぎる。
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
又は、それこそ、「社會の一員」として、仔細らしい顏をし、世間の大人の口吻を猿眞似して、大人の生活の要らざる手助けに努めるのがいいのか。
— 太宰治 『諸君の位置』 青空文庫
お手を、よごすのがいやなのさ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
油つこいのがいいですか。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
輕くちよつと酸つぱいやうなのがいいですか。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
作例 · 標準
昔、この地域では牛の野飼いが盛んだったそうだ。
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野飼いの鶏は、運動量が多くて肉質が良いと評判だ。
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「うちは野飼いの馬を育ててるんだ。」
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