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来法

らいほう
名詞
1
標準
文例 · 用例
と膝を割って衝と手を突ッ込む、と水がさらさらと腕に搦んで、一来法師、さしつらりで、ついと退いた、影も溜らず。
泉鏡花 海の使者 青空文庫
その時にふと、将来法律を学んで、こうした無辜の人々のために、侃諤の弁を振ってみようかという考えが、若杉さんの心に浮びました。
菊池寛 若杉裁判長 青空文庫
ことに嘘つきには元来法則がありません。
末弘厳太郎 嘘の効用 青空文庫
しかるに、従来法を論ずる者の多数は人間を解してかかる「矛盾」した「わがままかって」なものだと考えていないようです。
末弘厳太郎 嘘の効用 青空文庫
来法学については――他の諸学部と違って――中学や高等学校で予備知識を与えられる機会が少ない。
末弘厳太郎 新たに法学部に入学された諸君へ 青空文庫
そうしてまた他方においては、大きな眼からみて将来法律の進みゆくべき道を示すことに努力してこそ、真に学者の本分が発揮されるわけである。
末弘厳太郎 小知恵にとらわれた現代の法律学 青空文庫
来法隆寺非再建論は、その後余輩の極めて辛辣な駁論があったにかかわらず、殆どそれとは没交渉の貌を以て、相変らず芸術史家の間に伝唱信奉せられたのである。
喜田貞吉 法隆寺再建非再建論の回顧 青空文庫
これらは昔の長吏法師の下にあった小法師の名称が、彼らの本来法師であったことを忘れた後までも、たまたま保存されたものである。
喜田貞吉 賤民概説 青空文庫