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公武合体論

こうぶがったいろん
名詞
1
標準
idea of uniting the court and the shogunate (late Edo period)
文例 · 用例
横井は久しく越前侯|松平慶永の親任を受けてゐて、公武合体論を唱へ、慶永に開国の策を献じた男である。
森鴎外 津下四郎左衛門 青空文庫
公武合体論者の横井が、純粋な尊王家の目から視て、灰色に見えたのは当然の事であるが、それが真黒に見えたのは、別に由つて来たる所がある。
森鴎外 津下四郎左衛門 青空文庫
益満の書状によると、姉小路卿が、いつでも立つ、というが――」「薩州の公武合体論も、手ではあるまいか。
直木三十五 南国太平記 青空文庫
必らず島津斉彬氏一流の見に同じく先づ公武合体論を為して時の宜きに通ぜしめんと欲するに過ぎざらんか。
山路愛山 頼襄を論ず 青空文庫
これらを以て論ずれば、彼は殆んど公武合体論者に非ざる無きを得んや。
徳富蘇峰 吉田松陰 青空文庫
彼は殆んどその反対党――少くも彼が門人の反対党――長井|雅楽が主唱したる公武合体論の先鞭を着けたるものなるなからんや。
徳富蘇峰 吉田松陰 青空文庫
然れば彼の公武合体論者の如きは、遂に鎖国ともつかず、開国ともつかず、和親ともつかず、主戦ともつかず、ただ国論に依り、多数によりて決すべしというが如き、極めて曖昧なる位置に立ちしなり(中には横井小楠の如き、大胆なる開国説を主張し、また長井雅楽の如き経綸的開国論の公告者ありしにせよ)。
徳富蘇峰 吉田松陰 青空文庫
作例 · 標準
公武合体論は、幕府と朝廷の融和を目指す思想だった。
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当時の有識者たちは、公武合体論の是非を巡って激論を交わした。
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尊皇攘夷論と並び、公武合体論も幕末の重要な政治思想の一つだ。
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