町明かり
まちあかり
名詞
標準
文例 · 用例
街あかり星あかりだけでも、室内はほんのり明るい、そして今、十九夜の月が昇つた、その光をまともにうけて、明るい、明るい。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
今夜も眠れなかつた、ランプの油が乏しいから、月あかり街あかりする寝床の中で考へつゞけた。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
いつかみんながジャストシステムのワープロを使ってくれる日が、きっとくるよ」 ガラス窓に横顔を浮かべた浮川は、街明りが夜空に呑まれて消える彼方を見やりながらそうつぶやいた。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
空には薄ぼんやりした星が散らばつて、その下には東京の街明りが、どよめきながら映つてゐた。
— 久米正雄 『受驗生の手記』 青空文庫