添え乳
そえぢ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
breast-feeding
文例 · 用例
母親というものは、子供に添え乳をするところを見ると、不思議に恍惚とした眼付をして、莞爾莞爾しながら、子供の顔にやさしい接吻の雨を降らせるものだ。
— モーリス・ルヴェル Maurice Level 『小さきもの』 青空文庫
が、彼女は今、添え乳をはじめたと思う間もなく乳房を引こめ、悲しそうに眉をよせて唇を噛んだ。
— モーリス・ルヴェル Maurice Level 『小さきもの』 青空文庫
折から橋口夫人は末の子に添え乳をした特権として長々と寝転んだまゝ新聞を拝見していた。
— 佐々木邦 『好人物』 青空文庫
特に又、この病室での印象が濃く残っているのは、その折母がぼくに向って、父の前では見せてくれない愛情のふところを大きくはだけて、ぼくの顔を添え乳してくれたむかしのように、抱きしめてくれたからであった。
— ――四半自叙伝―― 『忘れ残りの記』 青空文庫
――その手へ、ふと、お燕が戻されてきて、かの女の心に、突然、母なるものが呼び醒まされて来てからでも――その子に添え乳しては涙ながら思うことは、市十郎へのうらみであった。
— 吉川英治 『大岡越前』 青空文庫
作例 · 標準
母親は、子供に授乳しながら、優しく添え乳をしていた。
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新生児の栄養管理において、添え乳は母親と赤ちゃんの絆を深める大切な行為だ。
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助産師は、初めての添え乳に戸惑う母親に、優しくアドバイスを与えた。
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