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大鹿

おおじか異読 オオジカ
名詞
1
標準
large deer
文例 · 用例
草藪の陰でその体はよく見えないが角ばかりを見たところで非常な大鹿らしい。
国木田独歩 鹿狩り 青空文庫
大鹿の群れが走って行ったって、そういう徴候は見られるんだからなあ。
国枝史郎 剣侠受難 青空文庫
ふと見るとずっと下の方に、大鹿が長い列をつくり、トットと走っていましたっけ……。
国枝史郎 剣侠受難 青空文庫
遥かの山の中腹を、大鹿の列が走って行った。
国枝史郎 神州纐纈城 青空文庫
汝の如き未熟の腕にて余の如き大鹿がどうして打とめ得られようぞ。
甲賀三郎 支倉事件 青空文庫
一頭の大鹿を横に喰わえた一匹の蟒蛇が蜿蜒と目の前の雑草を二つに分けて沼の方へ駛っているではないか!
国枝史郎 沙漠の古都 青空文庫
そして崩れ切った谷底には大河が流れているらしいが水は氷に鎖ざされて木の間を洩れて射す陽光にわずかにキラキラと輝くばかり、谷を隔てた向こうの峰までは三町余りもあるだろうか、峰の斜面は陽光を受けて虹のように燦然と輝き返り、その岨道を大鹿の群が脚並み軽く走ってはいるが、人の姿は影さえもない。
国枝史郎 蔦葛木曽棧 青空文庫
その時、岨道を走っていた大鹿の群が何に驚いたか、算を乱して谷の方へ飛んで下りようとしたかと思うと、その幾頭かは悲鳴と共に朱に染まって地に斃れた。
国枝史郎 蔦葛木曽棧 青空文庫
2
標準
moose