税吏
ぜいり
名詞
標準
tax collector
文例 · 用例
漁夫や税吏や娼婦やマグダレナのマリヤやザーカイやの間にまじつた基督の顏を見る樣に思つた。
— 有島武郎 『半日』 青空文庫
収税吏に新宅の税を督促さる。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
しかし歌など歌つてゐた日には、また今度税吏が現れる時に、ランプや手風琴が物件の役に立つやうなことになるかも知れぬ。
— 牧野信一 『疑惑の城』 青空文庫
海嘯で命を拾つた村長は、今では遠い県に移住して税吏になつたさうだ。
— 牧野信一 『素書』 青空文庫
無学な漁夫と税吏と娼婦とに囲繞された、人眼に遠いその三十三年の生涯にあって、彼は比類なく深く善い愛の所有者であり使役者であった。
— 有島武郎 『惜みなく愛は奪う』 青空文庫
縦令その人が政治にかかわっていようが、生産に従事していようが、税吏であろうが、娼婦であろうが、その粗雑な生活材料のゆるす限りに於て最上の生活を目指しているのである。
— 有島武郎 『惜みなく愛は奪う』 青空文庫
収税吏にその身を窶した大学生の田野流吉が何やら切りと指をあちこちに差しながら提灯持ちに向つて案内をいそがせてゐる様子であつた。
— 牧野信一 『酒盗人』 青空文庫
そこに高張提灯をつけて、五種類の酒の出来具合を収税吏と農林技士が吟味しようといふのである。
— 牧野信一 『酒盗人』 青空文庫
作例 · 標準
昔の時代では、税吏はしばしば恐れられる存在だった。
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腐敗した税吏が、貧しい農民から不当に税を取り立てていた。
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物語の登場人物である税吏は、冷酷な性格として描かれている。
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