乱心者
らんしんもの
名詞
標準
mentally deranged person
文例 · 用例
「世にいう狐|憑きのたぐいは、みな一種の乱心者である。
— 岡本綺堂 『鷲』 青空文庫
したがって、乱心者のいうことも周囲の影響を受ける場合がしばしばある。
— 岡本綺堂 『鷲』 青空文庫
」 世に乱心者ほど不幸な人間はあるまい。
— 岡本綺堂 『鷲』 青空文庫
」 お蝶が乱心者と決まった以上、いずれにしても相当の注意をあたえて置く必要があると思ったので、又次郎は草鞋の爪先をかえて、海ばたの漁師町へむかった。
— 岡本綺堂 『鷲』 青空文庫
乱心者よと押取り囲む毬棒、刺叉を物ともせず。
— 夢野久作 『白くれない』 青空文庫
いつの世にも乱心者はある。
— 大阪屋花鳥 『半七捕物帳』 青空文庫
乱心者が何事を仕出来そうとも致し方がないというので、役人らも深い詮議をしなかった。
— 大阪屋花鳥 『半七捕物帳』 青空文庫
貴殿らはそれがしを乱心者のように思われるであろうが、全くさようなわけではない。
— 森鴎外 『阿部一族』 青空文庫
作例 · 標準
あの乱心者は、町の広場で意味不明な言葉を叫び続けている。
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夜になると、森の奥から乱心者のうめき声が聞こえるという噂だ。
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彼は周囲の助けも虚しく、結局は危険な乱心者として隔離されてしまった。
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