釣れる
つれる
動詞
標準
文例 · 用例
この河からは鯉、鮎、鰻、赤魚、山女魚、等々が釣れる。
— 葉山嘉樹 『信濃の山女魚の魅力』 青空文庫
運転手が橋の上で車を止めて通りかかった老爺に、何が釣れるかと聞いた。
— 寺田寅彦 『異質触媒作用』 青空文庫
まったく草花が釣れるとなれば、さて、これは静にして拝見をいたしましょう。
— 泉鏡花 『天守物語』 青空文庫
かかる群集の動揺む下に、冷然たる線路は、日脚に薄暗く沈んで、いまに鯊が釣れるから待て、と大都市の泥海に、入江のごとく彎曲しつつ、伸々と静まり返って、その癖|底光のする歯の土手を見せて、冷笑う。
— 泉鏡花 『売色鴨南蛮』 青空文庫
これくらいの鮎は、てれくさくて釣れるものではない。
— 太宰治 『令嬢アユ』 青空文庫
釣れる場所か、釣れない場所か、それは問題じゃない。
— 太宰治 『令嬢アユ』 青空文庫
もともと佐野君は、文人としての魂魄を練るために、釣をはじめたのだから、釣れる釣れないは、いよいよ問題でないのだ。
— 太宰治 『令嬢アユ』 青空文庫
「いや、釣れるものではありません。
— 太宰治 『令嬢アユ』 青空文庫