五十集
いさば
名詞
標準
small Edo period short-distance transport vessel (of marine products, fuel, etc.)
文例 · 用例
全く伊勢湾から東方の海となると、美味いさばの漁獲は望み得ない。
— 北大路魯山人 『若狭春鯖のなれずし』 青空文庫
なぜといって、もう終わる時のないように広いさばくの道を歩いて行くとき、だれでもばんやりして、わけのわからない悲しみと、がっかりしたような心持ちに胸がふさがるのであった。
— SANS FAMILLE 『家なき子』 青空文庫
下町育ちらしいさばけたふうではあるが、立ち居も言葉つきもしっとりとおちついていた。
— 山本周五郎 『雪と泥』 青空文庫
赤い櫛の女 遠いところの昼の三味線―― 松の内の町を流す女太夫の糸でもありましょうか、例のけだるい稽古|三味の調子はずれでもなく、撥の冴えと申すほどな鋭いさばきとも違って、なんとなく心を和まされる長閑な三絃の音が、張りたての障子紙を透して、ちょうどいい程度の音階に聞えてきます。
— 吉川英治 『江戸三国志』 青空文庫
作例 · 標準
江戸期の沿岸地域では、五十集が鮮魚や薪炭などの生活必需品を短距離輸送する小型船として重要な役割を担っていた。
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湾内の小港には、常に数隻の五十集が停泊し、周辺の村々との物資交流を支えていた。
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「あの五十集は、そろそろ塩を積んで戻ってくる頃合いだろう」と、番屋の老人は沖を見つめて言った。
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記録によれば、五十集は時に悪天候の中、急ぎの荷を運ぶために危険を冒すこともあったという。
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標準
fish market
作例 · 標準
朝早く、活気あふれる五十集(いさば)へ向かい、その日の夕食の魚を調達する。
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「今日の五十集(いさば)は特に賑わっているね!」と、常連客が魚屋さんと話していた。
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豊漁のため、今週の五十集(いさば)では例年より安値で新鮮な魚が手に入ると報じられた。
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老朽化した五十集(いさば)の建て替え計画が、地域経済活性化の起爆剤として注目されている。
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