暖をとる
だんをとる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to warm oneself (e.g. at a fire)
文例 · 用例
この冷水のほかにはほとんどまったく暖をとる方法がない。
— 大杉栄 『続獄中記』 青空文庫
それはいうのもじつに厭なことだが、いま暖をとるものといえばそれ以外にはない。
— 有尾人 『人外魔境』 青空文庫
「失望湾の浜辺のあたりだ、いや敵は、浜辺と平和湖のあいだの、茂林なのかもしれない、そうすればこれはまさしく悪漢|海蛇の一行が、暖をとるたき火にちがいない」 かれはあいずの鉄環を落とした。
— 佐藤紅緑 『少年連盟』 青空文庫
)――いつも地平を逍ふ獣の群よ、いつも雪の降る薄明りよ、いつもわが閉ぢた窓に映る幻よ、いつも暖をとる寒い魂よ、いつも我を裏ぎる我の心の罠よ 肉の恐怖よ。
— 三富朽葉 『深夜』 青空文庫
夜中にいくども目を覚まして、蝋燭で暖をとるうちにいつしか夜も白んでいった。
— 松濤明 『春の遠山入り』 青空文庫
田舎では今でもソダを燃してイブされながら暖をとる。
— 坂口安吾 『明日は天気になれ』 青空文庫
炭売りから帰る婦たちが大樹の下などに集って、焚火に暖をとる為の仕業であることがわかる。
— 飯田蛇笏 『茸をたずねる』 青空文庫
更に、明らかに、色、音、等々は、刀で切られることに由来する苦しみや、たき火で暖をとる快さと根元的に同様の地位にある。
— A Treatise of Human Nature 『人間本性論(人性論)』 青空文庫
作例 · 標準
冷えた手や足は、ストーブの前でゆっくり暖をとると生き返るね。
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外で冷え切ったから、部屋に戻って温かいお茶でも飲みながら暖をとろう。
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焚き火の周りでみんなで集まって、暖をとっているよ。あったかいね!
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