群雲
むらくも
名詞
標準
文例 · 用例
風が強くなり、月も隠れ、群雲がかかった。
— A Front of Brass 『鉄面皮』 青空文庫
必死に群雲から陽光に出ようとした。
— A Secret Service 『諜報部』 青空文庫
劇場が褐色の群雲に包まれ、辺りが全く見えなくなった。
— THE FOUR DAYS' NIGHT 『四日闇夜』 青空文庫
許してくれ、おとう」「すべて良かれ、いつもすべて良かれとやったことだ」第二十五章 群雲 夢うつつで寝ていたんじゃないかという言いがかりで、ガイ牧師がふっと我に返った。
— TREGARTHEN'S WIFE 『トリガーセンの妻』 青空文庫
薄い群雲は降雪の前触れか、弱々しい太陽にかかっている。
— TREGARTHEN'S WIFE 『トリガーセンの妻』 青空文庫
群雲の月が絢爛たるティンタジェルの肩に昇っている。
— TREGARTHEN'S WIFE 『トリガーセンの妻』 青空文庫
左右の山は、紅くなったり、黄色かったり、酔ったり、醒めたりして、移って来るそのむら雲を待っている。
— 泉鏡花 『唄立山心中一曲』 青空文庫
花にむら雲、……」「月にむら雲だろう」「そう、そう。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫