詫び言
わびごと
名詞
標準
apology
文例 · 用例
川本はちよツと目を覺まし、何かしをらしい詫び言を云つてゐた樣であるが、今度はまた肱かけの方へたわいもなく、こくり/\ともたれて行つた。
— 憑き物 『泡鳴五部作』 青空文庫
が自慢の咽喉だけはどうでもきかしたく、とうとう一日を互いに呼び歩いて、それが病みつき、一端はそうした生業に口すぎするまでの道楽におちて、父親の勘当容易にゆりなかったを、番頭、手代、親戚、縁者の詫び言で、漸う元の若旦那に立ちかえる。
— 柴田流星 『残されたる江戸』 青空文庫
そして僕は何も、詫び言をいったり、僕が悪くはないなどと言いに来たのではありません。
— ДУЭЛЬ 『決闘』 青空文庫
」「は、やっぱり旅人蔵へ」「えい、白痴めが、とく参って、鄭重に詫び言致した上、御嶽冠者殿参った時のみ使用致す『鳳凰の間』へ謹しんでお移し申すがよいわ!
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫
わたしは喜んで君の詫び言葉を受入れます。
— ДЯДЯ ВАНЯ 『ワーニャ伯父さん』 青空文庫
詫び言と、秋子への改まつた見舞だつた。
— 犬養健 『愚かな父』 青空文庫
勿体なや親心の今で思へば血の涙、勘当の意気張を、どの親類にも泣付いて、詫び言いへば済んだもの。
— 清水紫琴 『移民学園』 青空文庫
たまたま景物出すものが、親御様への詫び言と、敬して遠のく工夫はしても、世渡る橋は掛けてもくれぬに、始めて知つた親の庇陰、雨露にも打たれぬ内、親類へも行かうかと、いくたび思はぬではなけれど。
— 清水紫琴 『移民学園』 青空文庫
作例 · 標準
約束を破った彼は、友人に何度も詫び言を繰り返した。
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彼の口から詫び言が出たとき、ようやく和解への道が開けた。
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誤解を解くために、彼は丁寧に詫び言を述べた。
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