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六感

ろっかん
名詞
1
標準
the six senses
文例 · 用例
右門伝六にそれを示して、T「この羽織は生島屋の仕立だ」 と言って、T「あそこで縫った品ァこの通り」T「袂の裏に白糸を三筋縫い込んである」 成る程と伝六感心した。
山中貞雄 右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法 青空文庫
それは私の第六感というものよりもモット鋭敏な或る神経の判断作用らしく感ぜられた。
夢野久作 けむりを吐かぬ煙突 青空文庫
雪となつたが生れたさうな(第六感で)雪や山茶花や娘がうまれた雪ふるあしたの女としてうまれてきた 私には女の子を持った体験はないけれど(白船君にはありすぎる!
種田山頭火 三八九雑記 青空文庫
行乞はまことにむつかしい、自から省みて疚しくない境地へはなか/\達せない、三輪空寂はその理想だけれど、せめて乞食根性を脱したい、今日の行乞相は悪くなかつたけれど、第六感が無意識にはたらくので嫌になる。
大田 行乞記 青空文庫
硝子戸のはまった格子の出窓の外が、三尺ばかり八ツ手や青木の植込みになっており、黒石などを配ってあったが、何か自分のことらしいので、銀子は足を止めて耳を澄ましていたが、六感で静岡の岩谷だということが感づけた。
徳田秋声 縮図 青空文庫
」 栗栖は仄かな六感が働き、まさかとは思ったが、いわば小娘の銀子なので、その心理状態は測りかね、窘めるように言った。
徳田秋声 縮図 青空文庫
栗栖もそれが磯貝とわかり、六感にぴんと来るものがあり、酔いもさめた形であった。
徳田秋声 縮図 青空文庫
倉持の話では、めったに町へ出たことのない母親が、倉持がちょっと役場へ行っている間に、出かけたというので、第六感が働き、来てみると果してそうであった。
徳田秋声 縮図 青空文庫
作例 · 標準
彼は鋭い六感の持ち主で、時々未来を予知するようなことを言う。
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何となく嫌な予感がするんだ。理屈じゃない、僕の六感がそう告げている。
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五感を超えた六感が、時として危険から身を守ってくれることがある。
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