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名詞
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標準
文例 · 用例
……菜大根、茄子などは料理に醤油が費え、だという倹約で、葱、韮、大蒜、辣と申す五|薀の類を、空地中に、植え込んで、塩で弁ずるのでございまして。
泉鏡花 眉かくしの霊 青空文庫
街道を突っ切って韮、辣、葱畑を、さっさっと、化けものを見届けるのじゃ、静かにということで、婆が出て来ました納戸口から入って、中土間へ忍んで、指さされるなりに、板戸の節穴から覗きますとな、――何と、六枚折の屏風の裡に、枕を並べて、と申すのが、寝てはいなかったそうでございます。
泉鏡花 眉かくしの霊 青空文庫
田家の月夜青鷺はぬすむ。
北原白秋 海豹と雲 青空文庫
註 は傷痍にきく。
北原白秋 海豹と雲 青空文庫
反歌はつ霜とけさは霜置く門の田に晩稲の黄ばみ見つつ子は居り風騒四部唱露沼津露行若山牧水の七週年に際し、哀傷の新たなる、遂にこの追懐吟一聯を成さしむ。
北原白秋 夢殿 青空文庫
「おつう、彼のでも出して見せえ、土用前に採つて直ぐ漬たんだから、はあよかんべえ」 勘次は快よくおつぎに命じた。
長塚節 青空文庫
おつぎは古い醤油樽から白漬のを片口へ出しておつたの側へ侑めた。
長塚節 青空文庫
土だらけの里芋の皮を削り落そうとするとき、どうかすると指先が痒くてたまらなくなるのは、玉葱や辣を手にするときに、眼のうちが急に痛くなるのと同じように、土から生れたものの無言の皮肉である。
薄田泣菫 艸木虫魚 青空文庫