旬日
じゅんじつ
名詞
標準
ten-day period
文例 · 用例
五年の年月を過し、遂に石垣島を陥し入れたのは、つい旬日前のことであつた。
— 太宰治 『地図』 青空文庫
旬日にして漸く大也。
— 泉鏡花 『術三則』 青空文庫
旬日に余る旅、しかも多く人の難とする険所をのみ選みし行なれば、旅中の珍談奇談山のごとし。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
汝旬日にして當に死ぬべきぞ。
— 泉鏡太郎 『間引菜』 青空文庫
渠がお通のあとを追うは殆ど旬日前よりにして、美人が外出をなすに逢うては、影の形に添う如く絶えずそこここ附絡うを、お通は知らねど見たる者あり。
— 泉鏡花 『妖僧記』 青空文庫
が、旬日を出でずして、自分にも呼び出しがあった。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
四年|応文は西平侯の家に至り、止まること旬日、五月|庵を白龍山に結びぬ。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
これより旬日の前までは、前田加賀守治脩公、毎朝缺すことなく旭を禮拜なし給ふに、唯見る寂寞たる墓の下に、金城の蒼生皆眠りて、彌望、極顧、活色なく、眼の下近き鍛冶屋にて、鐵槌一打の聲ありしのみ。
— 泉鏡花 『鐵槌の音』 青空文庫
作例 · 標準
出発まであと旬日という段になって、急な予定変更を余儀なくされた。
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旬日を経ずして、彼の書いた記事はSNSを通じて瞬く間に拡散していった。
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この美しい紅葉も、あと旬日もすれば冬の寒さで散ってしまうだろう。
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