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垣根越し

かきねごし
副詞
1
標準
over the fence (e.g. looking, conducting a conversation)
文例 · 用例
しかし、その草庵の垣根越しに、そつと覗いてみた者は、なあんだ、とがつかりさせられる。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
垣根越しにのぞき込んだ時の酒場の内部が鮮やかによみがえった。
断片 小さき良心 青空文庫
其の下に地を掘ツた向ふの家の芥溜が垣根越しに見える。
三島霜川 昔の女 青空文庫
朝、垣根越しにとなりの庭を覗き見していたら、寝巻姿のご新造が出て来て、庭の草花を眺め、つと腕をのばし朝顔の花一輪を摘み取った。
太宰治 女人創造 青空文庫
」と君子さんは垣根越しに呼びました。
新美南吉 チユーリツプ 青空文庫
と、〔Gen-gen, byo_-soku-byo_〕 …… 〔Gen-gen, byo_-soku-byo_〕 …… 急に寂しくなつて、まじまじと下を向く、とまた生憎な、目に入るでもなく庭の垣根越しに向ふの長屋の明け放した下座敷が見える。
北原白秋 桐の花 青空文庫
灯に照らされた人のすがたは主人の伝兵衛と伜の伝四郎とであることを、澹山は垣根越しにはっきり認めた。
旅絵師 半七捕物帳 青空文庫
「さむしかないかい」内儀さんは垣根越しに聞いた。
長塚節 青空文庫
作例 · 標準
「こんにちはー」と、垣根越しに隣の家の子供が元気に挨拶してくれた。
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庭の手入れをしていたら、隣の奥さんと垣根越しに世間話が始まってしまった。
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垣根越しに真っ赤なバラが顔をのぞかせており、道行く人の目を楽しませている。
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わざわざ玄関まで行くのも億劫だったので、垣根越しに回覧板を手渡した。
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2
標準
back-fence
作例 · 標準
彼らは垣根越しにこっそりと、極秘の情報を交換し合っていたようだ。
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「ねえ、聞いた?」と、垣根越しにひそひそと怪しげな噂話が広がっていく。
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垣根越しに聞いた話なので、どこまでが真実なのか判断に困る。
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