筆禍事件
ひっかじけん
名詞
標準
troubles brought on by what one has written
文例 · 用例
以上は自分が今日までに感じた随筆難のありのままの記録で、云わば甚だ他愛のない「筆禍事件」の報告と愚痴のいたずら書に過ぎないが、こんなことまで書くようになるのもやはり随筆難の一つであるかもしれないのである。
— 寺田寅彦 『随筆難』 青空文庫
さてその間に、わたしはまた、第二の筆禍事件にぶつかりました。
— 石川三四郎 『浪』 青空文庫
一昨年の筆禍事件以来、人気が半減したといわれているものの、それでもさすがに歌麿のもとへは各版元からの註文が殺到して、当時売れっ子の豊国や英山などを、遥かに凌駕する羽振りを見せていた。
— 江戸名人伝 『歌麿懺悔』 青空文庫
それから私自身もやはり筆禍事件のため、二月の何日かに警視庁に喚ばれて調べられた。
— マルコ伝による 『イエス伝』 青空文庫
作例 · 標準
あの作家は、過去に筆禍事件を起こしている。
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彼の連載記事が筆禍事件に発展し、出版社は大騒ぎになった。
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筆禍事件を恐れて、多くの記者は表現を控えるようになった。
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