持参金
じさんきん
名詞
標準
dowry
文例 · 用例
結婚するに際して持参金目当てとか、家門のため、子孫繁栄のため、生活能率増進のため、放蕩防止のために結婚しようとするのは浅はかな考えであります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
お春の話を聞いた時、人々は即座に、某伯爵家はいわゆる貧乏華族で、千満子の持参金は五万円乃至十万円だと、決めてしまった。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
持参金は案外少くて、二万円だったということだ。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
それにしても贋物が多くて」「持参金附きのお嫁さんでもお貰ひになつたらいかゞ。
— 岡本かの子 『過去世』 青空文庫
「何かね、持参金でも望みなのかね。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
妹たちを縁附けるに、こちらから持参はさせるが、僕が結婚するに、いやしくも河野の世子が持参金などを望むものか。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
たいへんな持参金があるわけでもない。
— 太宰治 『皮膚と心』 青空文庫
そのうちには、持参金でもつけてどっかへ片付けてしまうかも知れないよ」 と言いました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
作例 · 標準
かつての貴族社会では、結婚の際に多額の持参金を用意するのが通例だった。
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彼女は持参金として広大な土地を譲り受け、新生活を始めた。
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「愛があれば持参金なんて必要ない」と彼は彼女の父に断言した。
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