碁敵
ごがたき
名詞
標準
rival in (the game of) go
文例 · 用例
最後に厄介になったのは父の碁敵であった拓本職人の老人の家だった。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
碁敵や話し相手に渇えている叔父も、磯野の寄りついて来るのを、結句|悦んでいた。
— 徳田秋声 『足迹』 青空文庫
その主人は私の碁敵で、いつもよくひまの時|烏鷺を戦わせていたのです。
— 浜尾四郎 『悪魔の弟子』 青空文庫
どうも久慈とは、とうとう碁敵みたいになりましたよ。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
碁敵に事欠く場所ではないのであるから、太平はその特別の友情を一応訝るのであつたが、庄吉は太平の外の人々には目で挨拶を交すだけの友達すらも作らなかつた。
— 坂口安吾 『外套と青空』 青空文庫
伯父は同じ旅館に丁度よい碁敵を見出して、一日中大抵その方にばかり熱中していたので、洋造は自然静子と綾子とを相手にして、若々しい気持に遊びくらして、ついうかうかと十日余りすごしてしまった。
— 豊島与志雄 『人間繁栄』 青空文庫
碁の達人が現れたといふので、夜になると親爺の碁敵がつめかけてくる。
— 坂口安吾 『囲碁修業』 青空文庫
親爺の碁敵だから、推して知るべし。
— 坂口安吾 『囲碁修業』 青空文庫
作例 · 標準
引退後、彼は毎日公園で碁敵と顔を合わせるのが日課になっている。
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負けず嫌いの祖父は、碁敵に一泡吹かせようと密かに定石を勉強している。
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盤上では激しく争うが、対局が終われば一番の碁敵こそが最高の親友だ。
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