手紙を出す
てがみをだす
表現動詞-五段-サ行
標準
to mail a letter
文例 · 用例
」 「此奴ッ、あんまりくどいと兄さん怒るぞ」 「怒って御覧」 「なにッ」 「これでしょう、嫌やァよ」 お静、かくして居た手紙を出す。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
なんだか気になるので、五月の末に無沙汰の詫びながら手紙を出すと、すぐその返事が来て、来月は氷川様のお祭りで強飯でも炊くから遊びに来てくれとのことであった。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
さァおまえはチュンセやポーセやみんなのために、ポーセをたずねる手紙を出すがいい。
— 宮沢賢治 『手紙 四』 青空文庫
私は藤沢さんを訪ねるとか、手紙を出すかして、共に悲哀を分とうと思ったが、仕事にさまたげられたのと、極度の疲労状態のため、果せなかった。
— 織田作之助 『武田麟太郎追悼』 青空文庫
さて、政江の依頼によって、伝三郎が千恵造に離縁勧告の手紙を出すことに話がきまって、この意義ある半年振りの訪問は終った。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
二日ほどすると、親たちの意嚮をも確かめるために、桂庵が請地の家を訪れ、暮の餅にも事欠いていた親たちに、さっそく手附として百円だけ渡し、正月を控えていることなので、七草過ぎにでもなったら、主人が出向いて来るように、手紙を出すことに決めて帰って行った。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
「……そ……それを……手紙を出すことを許して頂けませんでしょうか……一知に……」「……誰に宛てて……書かせるのかね」 腰をかけて茶を飲んだ老検事がやっと口を利いた。
— 夢野久作 『巡査辞職』 青空文庫
どこへ手紙を出すのだらう。
— 萩原朔太郎 『散文詩・詩的散文』 青空文庫
作例 · 標準
誕生日に間に合うように、急いで両親に手紙を出した。
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海外の友人に近況報告のため、久しぶりに手紙を出した。
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切手を貼ってポストに手紙を出す作業は、どこか懐かしい。
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