屁をひる
へをひる
動詞-五段-ラ行表現
標準
to fart
文例 · 用例
みんなが、大きいのをひとつたのむと、ちょっと胸算用するようなまじめな顔つきをしていて、ほがらかに大きい屁をひる。
— 新美南吉 『屁』 青空文庫
まるで見世物の口上いいのように、石太郎はよく屁をひること、どんな屁でも注文どおりできること、それらには、それぞれ名まえがついていること等等。
— 新美南吉 『屁』 青空文庫
これは福富の織部なる者面白く屁をひる事に長じ、貴人面前にその芸を演じ賞賜多くて長者となる。
— 犬に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
続けざまに屁をひる。
— HISTOIRES NATURELLES 『博物誌』 青空文庫
邪魔にならなければ方針が立たぬと云うなら、こっちも屁をひるのをもって、こっちの方針とするばかりだ。
— 夏目漱石 『草枕』 青空文庫
屁を勘定するのは人身攻撃の方針で、屁をひるのは正当|防禦の方針で、こうやって観海寺の石段を登るのは随縁放曠の方針である。
— 夏目漱石 『草枕』 青空文庫
人は辺りにありてかれ将に死せんとする時かならず屁をひるを避る。
— 鈴木牧之編撰 『北越雪譜』 青空文庫
こういう狭い場処や危険な所も、モノに導かれると通行ができるのだが、ただその人が屁をひるときはモノが手を放すので、たちまち絶壁から落ちることがある。
— 柳田国男 『山の人生』 青空文庫
作例 · 標準
厳かな儀式の最中だというのに、隣にいた友人がうっかり大きな屁をひってしまった。
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赤ん坊が気持ち良さそうに屁をひったので、お腹の調子が良くなったのだろうと安心した。
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「屁をひいて何が悪い」と居直る祖父の姿に、母は呆れ顔でため息をついた。
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