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あれ以来

あれいらい
表現
1
標準
since then
文例 · 用例
私と津田氏とは、不和というわけではないけれども、どうも、あれ以来しっくり行かなくて、教室で顔を合せても、お互い軽く会釈するくらいで、打解けた話をした事はいちども無かった。
太宰治 惜別 青空文庫
十年ほど前、東京の郊外の或る野道を、兄はやはりこのやうに背中を丸くして黙つて歩いて、それから数歩はなれて私は兄のそのうしろ姿を眺めては、ひとりでめそめそ泣きながら歩いた事があつたけれど、あれ以来はじめての事かも知れない。
太宰治 津軽 青空文庫
木之助はあれ以来女房や娘に苦労をかけているのを心の中では済まなく思って、それでも負け惜しみをいった。
新美南吉 最後の胡弓弾き 青空文庫
張りつめていた復讐心が既に融け始めて、あれ以来の自分の惨めな毎日が涙の中に浮び上った。
岡本かの子 越年 青空文庫
あれ以来予は既に三個所も居を移してゐる、いつも田舎の母家を予の宛名にはしてゐるが。
牧野信一 消息抄(近頃書いた或る私の手紙から。) 青空文庫
」「あれ以来暫く読まないが――」新星「あれ以来といふのは、あの井伏鱒二以来といふことか?
牧野信一 エハガキの激賞文 青空文庫
「井伏鱒二といへば大変な騒ぎさ、あれ以来
牧野信一 エハガキの激賞文 青空文庫
あれ以来と云うもの、僕たちはただの一日だって、平和だったことはありアしないんだ。
コナンドイル グロリア・スコット号 青空文庫
作例 · 標準
あれ以来、毎日ジョギングを続けている。
あの事件あれ以来、警備が厳しくなった。
卒業式あれ以来、クラスメートとは会っていない。
あれ以来、彼との関係は気まずくなった。
あれ以来(あれいらい) — 幻辞.com