澗
かん
数詞頻度ランク #41523 · 青空 92 例
標準
10^36
文例 · 用例
渋峠を余程|下った処に、澗満の滝という大滝が絶壁の上から落下する。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
仲の悪い二人を一室に会わせて仲が直れば宜いが、却て何かの間違から角立った日には、両虎|一澗に会うので、相搏たんずば已まざるの勢である。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
我邦では東山の頃、玉澗の八景の畫が珍重されて、それから八景々々といひ出されたのだが、その玉澗の八景が宋迪の八景から系統を引いたものであることも想像されるに難くない。
— 幸田露伴 『華嚴瀧』 青空文庫
とにかくに江戸期はこんな譯で八景を擇むことは大流行を來し、少し眺望が好いところは何八景彼八景といつたものだが、いづれも復古や玉澗の餘唾で、有難くないことだつた。
— 幸田露伴 『華嚴瀧』 青空文庫
そこから細徑を少し行くと、俄然として路は巖端に止まつて、脚下は絶壁の深澗になり、眼前の對ひの巖壁に霧降の麗はしい相は見えた。
— 幸田露伴 『華嚴瀧』 青空文庫
これを思うと、木曾殿の、掻食わせた無塩の平茸は、碧澗の羹であろう。
— 泉鏡花 『燈明之巻』 青空文庫
こゝは網代の村端にて、これより渓澗に沿ひ山一つ登れば、昔し遊びし浴亭、森粛たる叢竹の間にあらはれぬ。
— 北村透谷 『三日幻境』 青空文庫
澗間の凹地に引出された女どもの疳高い号泣がしばらくつづいた後、突然それが夜の沈黙に呑まれたようにフッと消えていくのを、軍幕の中の将士一同は粛然たる思いで聞いた。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
作例 · 標準
その国の国家予算は、数澗円にものぼる。
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天文学的な数字である澗は、日常生活ではほとんど使われない。
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宇宙の広がりを表現するのに、澗のような単位が必要になることもある。
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