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力づける

ちからづける
動詞-一段動詞-他動詞
1
標準
to encourage (someone)
文例 · 用例
そして、欲情と云ふよりも、寧ろ不思議の世界に對してそそられた好奇心から、妙に自分を力づけるやうな努力的な氣持で私は云つた。
南部修太郎 ハルピンの一夜 青空文庫
二つとも私自身想いだすのもいやな文章だったが、ひょんなところで参ちゃんと「花屋」の主人を力づける役目をしたのかと思うと、私も、「ぜひ伺います」 と、声が弾んで、やがて「花屋」の主人と別れて一人歩く千日前の通はもう私の古里のようであった。
織田作之助 神経 青空文庫
しかし腹はきれいだし、生活の見聞はこのあたりでは廣い方で話は面白いし、人の泣言は表面は馬鹿にしながら喜んで聞き、その馬鹿にすることのなかにたとへ一時でも却つて人を力づけるやうなものがあり、時には經驗がものを云つて實際に助けになることもあるので、人々に愛され親しまれてゐる。
島木健作 續生活の探求 青空文庫
追憶はつねにあまくむしろ今の彼を内から自然に力づける作用をし、溜息も歎きではなくて、若い彼が遠い未來に向つて思はず呼びかける聲なのであつた。
島木健作 續生活の探求 青空文庫
歴史は先づ想像を樂しましめ、次に悟性を改善し、そして最後に徳を力づける
三木清 歴史哲學 青空文庫
不運な自分にせめて未来をさう云つて力づけるものがあればいいのであるがと云ふ歌で、作者は空想をただ文字に並べて七つの太陽などとしたのではなく、望む所の美も富も恋も詩も輝やかしく明らかに想像してゐる。
與謝野晶子 註釈與謝野寛全集 青空文庫
この種の声は、必ずしも「美声」と呼ばるべきものではないが、「語られる言葉」を、最も高き意味に於いて、魅力づけるものであることを忘れてはならぬ。
岸田國士 「語られる言葉」の美 青空文庫
そして、せめて、脚本中の一役を「十分に」理解し、これを「演劇」が求めてゐる程度に「魅力づける」努力をしなければならぬ。
岸田國士 稽古のしかた 青空文庫
作例 · 標準
失敗して落ち込んでいる友人を、みんなで力づけた
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監督は試合前、選手たちに力づける言葉をかけた。
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彼の温かい言葉が、私をとても力づけてくれた。
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