すぽり
すぽり
副詞副詞-と
標準
snugly (into hole, container, etc.)
文例 · 用例
四、フウケーボー大|博士はあくびといっしょにノルデの筆記帳をすぽりとのみ込んでしまった。
— 宮沢賢治 『ペンネンノルデはいまはいないよ 太陽にできた黒い棘をとりに行ったよ』 青空文庫
すぽり、すぽりと足を突込んで、そのまますぐに出発できる。
— 太宰治 『服装に就いて』 青空文庫
脱ぎ捨てる時も、ズボンのポケットに両手をつっこんだままで、軽く虚空を蹴ると、すぽりと抜ける。
— 太宰治 『服装に就いて』 青空文庫
……」を機会に、行火の箱火鉢の蒲団の下へ、潜込ましたと早合点の膝小僧が、すぽりと気が抜けて、二ツ、ちょこなんと揃って、灯に照れたからである。
— 泉鏡花 『露肆』 青空文庫
場所、所を變へつゝ、彼の守宮の形で、天窓にすぽりと何か被つた、あだ白い、胴の長い、四足で畝るものが、ぴつたりと附着いたり、ことりと圓くなつたり、長々と這ふのが見えたり……やがて、闇の中、枕の下にも居るやうに成りました。
— 泉鏡太郎 『三人の盲の話』 青空文庫
宿銭は鐚でお定り、それ、」 と笠を、すぽりと落し、次手に振分の荷を取って、笠の中へ投げ込んで、「いや、お泊りならばァ泊らんせ、お風呂もどんどん湧いている、障子もこの頃はりかえて、畳もこの頃かえてある。
— 泉鏡花 『浮舟』 青空文庫
すぽりと脱いで、坊主|天窓をぬいと出したが、これはまた、ばあ、と云ってニタリと笑いそうで、自分の顔ながら気味の悪さ。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
」 と云って、すぽりと引込む。
— 泉鏡花 『陽炎座』 青空文庫
作例 · 標準
猫が小さな箱の中にすぽりと収まって、気持ちよさそうに眠っている。
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ちょうどいいサイズの穴を見つけて、指がすぽりと入ってしまった。
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彼はオーバーサイズのパーカーに顔をすぽりと埋めて、恥ずかしそうに笑った。
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標準
(with a) pop (i.e. sound of a cork, etc. being pulled out of a hole in one movement)
作例 · 標準
シャンパンのコルクを抜くと、すぽりと心地よい音が響いた。
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泥の中から長靴がすぽりと抜けて、危うく転びそうになった。
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瓶の蓋を力任せに引っ張ったら、意外とあっけなくすぽりと取れた。
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