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発兌

はつだ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
publication
文例 · 用例
」「反訳叢書は本月うちに発兌せんといひしを如何にせしやらん、今においてその事なし、この雑誌には余も頼まれて露文を反訳せしにより、その飜訳料をもて本月の費用にあてんと思ひをりしに今は空だのめとなりしか、人事|齟齬多し、覚えず一歎を発す。
内田魯庵 二葉亭四迷の一生 青空文庫
それは「開成学校御構内辻(新次)後藤(謙吉)両氏蔵版遠近新聞第五号、明治二年四月十日|発兌」の冊中にある。
森鴎外 津下四郎左衛門 青空文庫
「初編は紀元二千五百三十四年四月、二編は同年六月|発兌と有之候。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
藤陰は六月発兌の二編を、早くも五月末日に贖ひ得たのである。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
題して紅潮社発兌紅潮第何号と云ふ。
―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文― 骨董羹 青空文庫
また、著述書の如きも、近来、世に大部の著書少なくして、ただその種類を増し、したがって発兌すれば、したがって近浅の書多しとは、人のあまねく知るところなるが、その原因とて他にあらず、学者にして幽窓に沈思するのいとまを得ざるがためなり。
福沢諭吉 学問の独立 青空文庫
けだし意味深遠なる著書は読者の縁もまた遠くして、発兌の売買上に損益|相償うを得ず、これを流行近浅の雑書に比すれば、著作の心労は幾倍にして、所得の利益は正しくその割合に少なし。
福沢諭吉 学問の独立 青空文庫
そのころ発兌の娯楽雑誌関係者は故石橋思案、森暁紅諸家のごとく、常盤木倶楽部落語研究会の青竹めぐらした柵の中から生れきた通人粋子に非ずして、大半はこうした世界の教養を持たない地方出身の人々だったから、落語家講談師の一人一人のデリケイトな話風に立ち至ってまで知るよしがない。
「怪談牡丹燈籠」「江島屋騒動」「怪談乳房榎」「文七元結」「真景累ヶ淵」について 我が圓朝研究 青空文庫
作例 · 標準
その画期的な技術の発表は、業界に大きな影響を与え、まさに発兌となった。
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長年研究を重ねてきた論文がついに発兌され、学会で大きな注目を集めた。
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この計画の発兌には、多くの人々の協力と尽力が必要だった。
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