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オブラート

オブラート
名詞
1
標準
paper-thin wafer (for wrapping powdered medicine, candies, etc.)
文例 · 用例
而して母が散薬を飲みづらがつて居るから、赤坊の病気の時のオブラートが残つてゐるならくれろと云つた。
有島武郎 お末の死 青空文庫
ビールの汗で、私は湿ったオブラートに包まれたようにベトベトしていた。
葉山嘉樹 淫賣婦 青空文庫
だが、倭文子はその冗談のオブラートに包んでいる彼女の皮肉やいやみを、ハッキリと感じた。
菊池寛 第二の接吻 青空文庫
ホントウに解放された青天井の人間になれ……という宣言を、新生のまま民衆にタタキ付けたのが基督で、オブラートに包んで投り出したのが孔子で、おいしいお菓子に仕込んで、デコデコと飾り立てて、虫下しみたように鐘や太鼓で囃し立てて売り出したのがお釈迦様という事になるんだ。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
姉は薬をオブラートに包み、吸呑の水で服用さした。
豊島与志雄 猫捨坂 青空文庫
先ず酒石酸を二グラム以内即ち五分ばかりオブラートへ包んで先へ飲むのだ。
秋の巻 食道楽 青空文庫
オブラートがなければ最中の皮を濡して包んでもいいが薬ばかりでは飲みにくいかつ歯を刺撃して毒になる。
秋の巻 食道楽 青空文庫
それから小さいオブラートのような円形を切り抜いて積み重ねる。
海野十三 柿色の紙風船 青空文庫
作例 · 標準
例句