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賢伝

けんでん
名詞
1
標準
文例 · 用例
思うに我が聖賢伝来の道は、「正心誠意」『大学』というのも、「忠恕」『論語(里仁十五)』というのも、名付け様によって様々であるが、つまりは人本来の素直で美しいところを以って、素直に美しく物事に応じて行くまでで、仏教のように人を超え、キリスト教のように人を卑いとするものではない。
幸田露伴 悦楽(現代訳) 青空文庫
これは一ツの例えに過ぎないが、聖賢伝来の教は稼業の道などで述べ尽くすことが出来ないは勿論であるが、例えて言えば、何時いかなる処にも道が無いということはない。
幸田露伴 悦楽(現代訳) 青空文庫
今の普通一般の人、却って才能・学識の低くても問うことなく、眼を聖経・賢伝から閉じて、思いを妄計憶測に凝らすのは、狂愚と云わないで何と云おう。
幸田露伴 悦楽(現代訳) 青空文庫
四書五経やその外賢伝の書は、いずれも誠意治国の事を述べたのである。
伊波普猷 琉球史の趨勢 青空文庫
実践の真また聖賢伝心の教なれば軽視する勿れ。
徳富蘇峰 吉田松陰 青空文庫
即ち一は極端な新學心醉者であつて、彼等は支那固有の學術は價値ないものだから、宜しく之れを全廢すべしといひ、聖經賢傳中にある中國の禮教に對して懷疑の立場にあつた。
狩野直喜 支那近世の國粹主義 青空文庫