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再燃

さいねん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #29533 · 青空 55
1
標準
recurrence
文例 · 用例
しかしこの鸚鵡石で問題になった事はこの場合当面の問題となって再燃しなければならないのである。
寺田寅彦 化け物の進化 青空文庫
さりながらあの市ヶ谷の監獄生活は誠に貴い省察と静思との時間を汝に与へたと、鏡の中から悲しげな両の瞳が熟視める…… あれから苛酷な世の嘲笑と圧迫は日夜続いた、それでも汝は能く耐えた、と又剃刀が冷たい辷りを額に続ける…… 鶏頭、鶏頭、記憶は悲哀を再燃させる。
北原白秋 桐の花 青空文庫
鶏頭、鶏頭、 記憶に悲哀は再燃する、切迫|詰つた俺の感覚が四ん匍ひになつて剃刀を拾ひかける、ハツと霊魂が後から呼び返すと意久地もなくパタリと身体が平べつたくなる、苦しい涙がポトリポトリと額を抑えた手の甲に零れる…… 轡虫が啼く……唐突に座り直して、ぐいと右の指を二三本白粉の瓶に突つ込む。
北原白秋 桐の花 青空文庫
かつて大崎八段との対局で、坂田が角頭の歩を突いた時の興奮が案の定再燃したのである。
織田作之助 聴雨 青空文庫
その後もうかなりの長い時日が経っているのであるが、それにもかかわらずこの事件だけは、今思い出してみても、ぞくぞくと身振いを感じ、今更に盛り返して来る快感、驚異、懐疑と云ったような、かつて私の心を浸しつくした、いろいろの感懐が再燃して来るのを、しみじみと感ずる。
コナン・ドイル 空家の冒険 青空文庫
現在の弘徽殿の女御の嫉妬の対象は藤壺の宮であったからそちらへ好意を寄せる源氏に、一時忘れられていた旧怨も再燃して憎しみを持つことになった。
桐壺 源氏物語 青空文庫
) かくの如く全力を傾倒して国際問題を鋭意研究したのは本と本と青年時代からの夙志であったが、一時人生問題に没頭して全く忘れていたのが再燃したには自ずから淵源がある。
内田魯庵 二葉亭四迷の一生 青空文庫
二葉亭が二度の文人生活を初めたのは全く糊口のためで文壇的野心が再燃したわけでなく、ドコまでもシロウトの内職の心持であった。
内田魯庵 二葉亭追録 青空文庫
作例 · 標準
古い紛争が再燃する可能性を懸念している。
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一度収まったかに見えた病気が再燃した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼の情熱が再燃し、再び創作活動に取り組んだ。
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