なり手
なりて
名詞
標準
person willing to take on a role
文例 · 用例
(大尾)講演速記であるため、読んでは意味の通じない所が多く、かなり手を加えたが、十分の暇を得なかったので、まだ不満足な所が少なくない。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
前回はかなり手を加えたが、今回は誤字を訂正したほかは、二、三の不適当な語句や用字法を改めたのみである。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
ぼんやりたき火をながめながらわらの上に横になり手を頭の上で組みうとうとうとうとした。
— 宮沢賢治 『楢ノ木大学士の野宿』 青空文庫
中にも三郎のすぐ横の四年生の机の佐太郎が、いきなり手をのばして二年生のかよの鉛筆をひらりととってしまったのです。
— 宮沢賢治 『風の又三郎』 青空文庫
すると一人の男、外套の襟を立てて中折帽を面深に被ったのが、真暗な中からひょっくり現われて、いきなり手荒く呼鈴を押した。
— 国木田独歩 『牛肉と馬鈴薯』 青空文庫
お末は母が可なり手厳しく兄にやられるのを胸の中で快く思つた事もあつた。
— 有島武郎 『お末の死』 青空文庫
十二 時に色の青い銀の目の嫗は、対手の頤につれて、片がりながら、さそわれたように頷いたが、肩を曲げたなり手を腰に組んだまま、足をやや横ざまに左へ向けた。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
陳氏は私の行ったのを見ると本当に嬉しかったと見えて、いきなり手を出して、「おめでとう。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
作例 · 標準
責任の重い役職だけに、周囲を見渡してもなかなか適切ななり手が見つからない。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「過疎化が進む農村部では、農業のなり手不足が非常に深刻な問題となっている」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
若者の政治離れが進み、地方議員のなり手が減少していることに危機感を抱く。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview