幻辞.com

摩柯

摩柯
名詞
1
標準
文例 · 用例
ところへ、南蛮の沙摩柯が、蛮土の猛兵数万をしたがえて参加するし、洞渓の大将|杜路、劉寧のふたりも手勢を挙げて加わったので、全軍の戦気すでに呉を呑み、水路の軍船は巫口(四川省・巫山)へ、陸路の軍は帰)あたりまで進出した。
出師の巻 三国志 青空文庫
それに蛮軍の大将|沙摩柯の勇猛さはまるで悪鬼か羅刹のようだったので、ほとんど、生き残る者もないほどな大殺戮に会ってしまった。
出師の巻 三国志 青空文庫
甘寧は、病床のうえに、沙摩柯の射た矢に肩を射られ、富池口(湖北省・公安の南)までひとり逃げたが、最期をさとったとみえて、馬を大樹の下に捨て、その樹の根元に坐ったままついに落命していた。
出師の巻 三国志 青空文庫
こういう蜀軍の幹部が相次いで討たれたのみか、遠く南蛮から援軍に参加していた例の蛮将|沙摩柯にいたるまで、呉の周泰軍に捕捉されて、遂にその首をあげられ、さらに、蜀将の杜路、劉寧の輩は、手勢を引いて、呉の本営へ降人となって、余命を託すというあわれな始末だった。
出師の巻 三国志 青空文庫